お客様が納得いく住まいづくり

わが社のモットーは「建物は命を守る器」 「世界でたったひとつの我が家」です。日本は地震の住みかであり、台風の通り道です。世界でも有数の自然災害の多い国です。どんなに使い勝手の良い間取りでも、どんなに優れたデザインでもどんなに高価な素材を使っても 最低条件として命や財産を守れなかったら建物の使命はないと思います。
また、折角大切なお金を使って注文住宅を建てるのですから、自分達のライフスタイルに合った個性的な 家造りを目指すべきだと思います。その土地に合い家族のこだわりと夢 を実現できるそんな住まい造りを目指します。

自由設計なので、お望みの間取りやデザイン、こんな空間にしたい!などなどとお客様のご要望にお応えできます。

健康によい住まいづくり

いまだハウスメーカーの中には、構造材のすべてに薬剤を注入しているところがあります。はたして将来的にも安全でしょうか?木材の腐りを防ぐには、水に濡らさない事、湿気のない事、又白アリを侵入させない工法を取り入れる事。これらを守れば充分防げます。材料さえ吟味しておけば、木材は100年は充分持ちます。土台に使う”栗”は先人が言うには、3代持つと言われています。柱に使う桧はヒノキチオールと言う成分を含み、殺菌作用があり、あまり虫をよせつけません。
このように健康によい住まいとは、ノンホルマリンもさることながら、薬物をあまり使用せず、自然の素材を適材適所に使い分ける事が大事だと思います。例えば、畳が持っている吸湿性、放湿性、又今人気の「珪藻上」は、調湿性(結露防止)、断熱性、防火性にすぐれ、ホルムアルデヒドを揮散しない優れものです。
このように各々の素材が持っている特徴を生かした住まい造りこそ健康住宅ではないでしょうか?

環境に良い住まいづくり

木材は山の管理さえしっかりしていれば杉であれば30~50年、桧であれば50~80年位の周期で山から出荷できます。家が100年もてば桧であれば20~50年山に余分に桧を貯えられる理屈です。それに緑の山は大切な酸素供給源です。愛着のある、長持ちする建物を作ることにより地球環境に帰えするものです。

耐震耐火工法

プレハブ住宅・ツウバイフォー(2×4)工法住宅・在来木造工法等と、又各メーカーごとに○○工法があり、ユーザーにとって何を基準にして考えたら良いか、大変見分けがつきにくくなっています。もちろん、地震にだけ強い工法では家の機能を果たせません。又建築基準法や住宅金融公庫をパスしたからといっても、最低限の基準をクリアーしたにすぎません。合格点すれすれで喜んでいては、とても、しっかりした家は造れません。
住宅は地震や台風に耐え、増改築ができ、重いピアノや書庫が2階におけることが可能であり、大きい窓がとれ、家族団らんの場があり、病人や老人・子供の生活にやさしく、この地域の気候・風土に適したそんな欲ばりな住まい造りが理想だと思います。

本物が求められる時代

家の基本は、耐久消費財でなく固定資産であり、命を守る器であり、幸福になれる住空間をもつことです。
住まいは今や、住宅産業として何の疑いもなく世の中に定着しています。商品化した最近の住まいは、年月とともに愛着も湧いてきません。現に今、都内で建て替えられている住宅は築後17~25年位が1番多いといわれています。時の経過に耐えられない素材によって建物が造られているからです。料理でも、宝石でもいいかげんな素材で本物の味わいが出せるはずがありません。今こそ、長い風雪に耐えられる本物の素材を手に入れ、建物をかわいがり続けて、住む人と建物の間に愛着が生まれ味わいも深まり対話もできるそんな夢のあるくらしをしませんか?

人と環境に優しい住まいづくり

木の家が住む人の心・体にやさしいことは、いろいろな研究で知られています。木造の建物は独特のぬくもりをもっています。柱・梁・建具・畳等が呼吸して人間の生活を自然に良い方向に導いています。でも最近の住まいは、冷暖房の普及により防カビ・抗菌剤の多用を招き、又基礎土台廻りも防蟻・防腐剤の薬品漬けの材料が多くみられます。これでは、人間にとっても良い訳がありません。素材や工法を研究して、健康によい、又自然環境にやさしい生活をしたいものです。