木の勉強


木のお勉強。
木は無数の細胞で出来ていますが、細胞はセルロースという袋で、リグニンという
接着剤で貼りつけられています。
リグニンを取り除けば、セルロースの袋が残ります。
それが、パルプで紙の原料になります。
次に組織ですが、太陽光によって出来た葉の養分は、樹皮と木部の間に
挟まれた師部(しぶ)によって運ばれます。
又、根から葉まで水分を通す組織と、樹木を支える組織は、針葉樹の場合仮道管と
いう組織が両方を受け持ちます。
針葉樹より進化した広葉樹は、水分を通す役目の道管、樹木を支える役目の
木繊維が受け持ちます。
ここまでの内容だと、意外と木は簡単そうに思えますが、
知れば知るほど奥が深いです。
機会があれば、一緒に少しづつ勉強していきませんか。

宝勝寺は、いよいよ危険を伴う難しい仕事に入ってきました。
あと十日間が最大のヤマ場。
一つは玄関の左右の柱を取り替える作業。完全補強をして柱を抜かないと、建物が
倒れる危険がある。それ程、この建物のとって重要な柱です。
もう一つは、玄関上の破風板の取替えと、みの甲といって破風板から屋根の間の
曲線を造る作業。
この曲線を上手く造れるか否かによって、屋根の趣が違ってくる。
大工の腕の見せ所。
ここ何日間はハートも脳ミソも沈着冷静に・・・・・。
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