リフォームの必要性


『住まいは夏をもって旨とすべし』は徒然草のなかにある吉田兼好の言葉です。
クーラーのなかった時代は、高温多湿の日本の夏の生活を重視し、
冬は火鉢やこたつで直接人体を暖めてきました。
冷暖房機器を使用している現代では、隙間だらけで断熱性の低い床、壁、天井では、
夏には、どんなに冷房しても冷気は室外に逃げてしまい、暖気は容赦なく室内に入ってきます。
又逆に、冬は暖房した暖気は室外に逃げてしまい、外部の冷気は簡単に室内に入り込みます。
これでは快適な生活はできないし、エネルギーの無駄遣いになります。
したがって、夏と冬は外気を閉じる工事が必要になります。
そこでリフォーム工事として断熱性と気密性を高める工事が必要になってきます。

画像は東光寺のテーブルが完成に近づいたところです。
ただのテーブルですが、造り手は大きさの検討、材料の手配、工法といろいろと
悩まされて、楽しいものです。
仕上がってしまえばさらりと見てしまいますが、丸太の材種はなんでするか、丸太の継ぎ合わせをどうするか、塗装は何で仕上げるか、テーブルの高さは等々
考えることがいっぱいありました。
今回のテーブルは特に丸太の大きさと、脚のバランスが難しかったです。

今日も天気予報が悪かった為、屋根替え工事は中止。
明日曇りの予報なので、屋根の片側ぐらい剥がしたいので、
明日は大勢で作業する予定にしました。
でも、土曜日にまた雨マークが出てしまった。
本当は今日みたいな日に屋根の仕事をすれば、あまり暑くなくていいのですが。
屋根替え工事は、住人が住みながらの仕事なので、雨漏りしたら一大事になってしまうので、段取りが難しいです。
東光寺の本堂位牌安置所の棚造り替え工事が追加で出されたので、
お盆までは、忙しくなってしまいました。
間に合うかな〜。
http://www1.ocn.ne.jp/~toda-k/