上野原市H様 平成28年12月17日

有限会社 戸田工務店 様
拝啓
霜寒の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
この度は、家の改築に大変お世話になりました。
新居に移り数か月がたち日に日に寒くなってきましたが家の中は寒さを感じず暖かく快適
な暮らしをしています。住み心地の良い家を建てていただき誠に感謝しております。
振り返れば、改築を何処の業者に決めようかとインターネットで探したら一級建築士の資
格を持ち設計から施工まで行う戸田工務店を知り相談したのが始まりでした。
プランの作成・検討から設計、見積もりが出るまでの間が長く(約10ヶ月)不安でしたが、
今年3月に契約し翌月、古家の解体から始まり基礎工事と5月に棟上げと進み7月に1期
工事が終わり2期工事で風呂場、洗面所、トイレと完成したのが10月でした。
完成するまでの間、会社から帰っては妻と一緒に家の進み具合を見るのが毎日の楽しみで、
職人さんの細かい所まで手の行き届いた丁寧な仕事に感心させられました。
戸田工務店様を信じ全てお任せして良かったと思います。
また、戸田工務店様も後継ぎができ、技術のある職人さんがいてこれから先益々の発展を心
より願っております。
私共も残りの人生をこの家で楽しく過ごして行こうと思っています。
今後とも宜しくお願いします。
誠に有難うございました。
お礼まで
敬具
平成28年12月17日
上野原市鶴島

上野原市 I様 平成21年1月21日

毎日毎日寒い日が続いていますが、お世話さまです。大分家の中が形になってきまして、いよいよ大工さんたちも終盤に近づいているのかなと、感じられます。狭い所ややりにくい箇所も沢山あったと思いますが、仕上げてくださってほんとうにありがとうございます。毎晩『今日はどこまで進んだかな?』と懐中電灯片手に見に行くのが楽しみの日課となっており『私たちの家だぁ~!』
という実感がムクムクと湧き上がってきて、心が"ほんわり"してきます。
家の中の其処彼処を歩いても見ていると、職人さん達の色々な作業中の姿が
まぶたに浮かんできて、しばし瞳が潤みます。 職人さんは本当に素晴らしいと思います。一本の木から・・・一枚の板から・・・自分の感性と腕だけで、これだけの物を作り上げるのですから。心から拍手です。そして私自身すごくうれしいのが、台所に立ちながら、窓から"ねむり山"が見えること。私の大好きな山なんです。いつも夜しか家の中を見ていなかったので気づかなくて、
この間の日曜日『どんな感じかなぁ』と組み立ったキッチンに立ち、ふと左を見たら、山がちょうど額縁にはいったように見えてすごく嬉しくて叫んじゃいました。「見てェ!これって最高!」 毎朝、朝日の当たる方から"ねむり山"に会えて・・・食事の支度もルンルンになると思います。でも段々できあがっていくと言う事は、せっかく親しくなれた大工さんと、さよならが近くなるということで、それが何とも淋しいです。皆さん、感じが良くてよくやって下さって・・・本当にありがたく思っております。まだまだ寒い日が続いて、大変だと思いますが、よろしくお願い致します。  お礼まで
平成21年1月21日

 

上野原市 T様

この度の新築に際し、大変お世話になり有難うございました。
今完成した新しい家に住まわして頂き1ケ月半が過ぎようとしております。職人の方々が機敏に 動いた姿を節々に感じております。完成までの半年間の様々な思いが蘇って参ります。 日本手ぬぐいを鉢巻にキリリと巻いて真剣な眼差しで材木を扱う和智さん。ある時 「どうやって入れたの?」と魔法のような技を見せてくれました。これは凄い!力強く木材をたた く音。これは関戸さんだと直ぐに分かるくらい琢ましい響き。先輩の指導を仰ぎながら大きな身体で細かな仕事を丁寧に作る眼差しは最高に魅力的。ジャニーズから派遣されたかの様な志村さん。「志村さんが下に降りてくれば・・・」という言葉に大きな期待と共に楽しみでした。二階は志村さんの思い出がイッパイ。階段の手摺、そのもの長田さん。見る人見る人がこの手摺に目が行くのです。笑顔の可愛い溝呂木さん、身軽に動く様は軽業ですね。手元、足元をしっかり見てくださいね。顔が見えたと思ったらいつの間には消えてしまっていた織田さん。目に見えない大事な仕事を黙々として。目に見えないところ、これが大事なのですよネ。施主にとっては。そして専門職の皆さん古い千本格子を見事に蘇えらせて下さった建具屋さん。お金では買えない物を得た喜びです。そして建具の全て気に入りました。磨きの酒井さん夫婦。息のあった呼吸はまさに日本の夫婦を感じ楽しませて頂きました。特に甲東弁がとてもいいです。 吉村左官 さんにはこだわりの職人気質を感じ、インテリアさん、やはりセンスはプロが一番と思いました。一番乗りした清水建設さん、土を動かす人になぜか男らしさを感じます。屋根屋さん、夏の一番暑い時「何、このぐらい!」という言葉は今の不況を吹き飛ばす爽快な言葉でした。タイル屋さん、玄関軒下が広くて感じがよいです。雨が少し当たりますが、これも思い出の一つ。雨の日には思い出して楽しんでいます。そして、みやさま。少し渋すぎたかな?と思いましたがやはり日本の家屋は畳をもって締まるのですね。まだまだ沢山の思い出は尽きませんが、とにかく家を建てる事によって沢山楽しませて頂きました。最後にひとつだけ心のこりがあります。戸田工務店はこれまで素晴らしい成果を創り上げてくださいました。が、一生に一度の結婚式にも勝るセレモニー。大きなリボンに白い手袋、テレビの世界だけのものと思っておりました。まさか自分達が経験できるとは。ですから、その時は精一杯のおめかしをすればよかったと思います。この新築の家にふさわしい和服姿で。
ともかく、大変お世話になり感謝申し上げます。賑やかにしてくださいました職人の皆々様有難うございました。どうぞ今後も日本建築の素晴らしさを磨き、後世に残して下さい。そして我が家にもまた遊びにいらして下さい。この素晴らしい成果も社長の厳しさの賜りと思います。若い職人の皆様、先のことばかり考えず、今の足元を見て一歩一歩、一日一日を大切にしてください。
きっと素晴らしい技が身に付くことと期待しております。

最後になりましたが、山本さん、施主は山本さんの笑顔に心がとても和みました。有難うございました。戸田工務店の益々のご発展と戸栄会の皆様の繁栄を心よりお祈り申し上げます。
感 謝

上野原市 水越様

地震や風に強い家、冬暖かく結露のない家、夏涼しく静かな家、こんな贅沢な家はあるのかな。疑問を持ちながら住宅展示場の見学が始まりました。それと同時に竹馬の友である戸田工務店の社長にも相談しました。(戸田工務店には2人の竹馬の友がいます。それも2人とも1級建築士)「俺のところで採用しているスーパーウオール工法(SW工法)が希望に添えるかもよ」こんな一言が出発点でした。資料を貰い住宅展示場の資料と見比べる日々が続きました。これはいいぞ確信とともに希望が膨らみました。しかし一つだけ懸案事項がありました。住んでいる家は30年前に両親が建てた家、父親が健在さて如何しようか。父親の説得が始まった。拍子抜けするほど、あっさりOK。よし「戸田工務店のスーパーウオール工法」で建築しよう家族会議で決定。丁度建築中のスーパーウオール工法がありこれを見学。これはいい、希望が確信にかわりました。
敷地形状からの基本設計、家族構成などを考慮した最終設計、施主の意見を十分とり入れた打ち合わせ(特に予算に見合った)微に入り細に渡るアドバイスがあり、使用する資材のトステムの展示場に出向き、二重サッシ、玄関戸、システムキッチン、システムバス等々決定した。予算には、仮設住宅の建築から旧宅の解体、廃材の処分(現在はこれが一番大変)を含め新築に伴う諸々のものを全部入れてもらいました。
旧宅の解体から始まり、地盤調査、基礎工事、上棟式から種々の工事等、完成引渡しまで6ヶ月、予定どおりの早い工事でした。 工事期間中一番感激したこと。それは戸田工務店の従業員(職人さん方)、関連業者の戸栄会の方々の社員教育というか全ての面でいろいろなことが行き届いていることでした。それと腕の確かさ。 玄関キーの引渡し式と内覧会があり、感激の新居引越しでした。 従来からの木造軸組工法をベースにしたSW工法は、四季を通じて心地よく快適に過ごせること、計画換気によるいつも新鮮な空気の流れ、住んでみて感じたこと。 「冬暖かい」(平成15年1月22日朝6時、外の気温氷点下7.5度、1階居間の室温11度)「窓に結露一度もなし」びっくりした。居間での暖房「エアコンー度も使わず、温水ヒーター(起床から8時頃までの朝約2時間と夕食時)と堀矩燧のみ」「雨の音が非常に小さい(屋根はステンレス)」あとは盛夏を待つだけとなりました。 「60年以上耐久性のお墨付き」これなら大丈夫、実感の10ヶ月。 SW工法、6人の家族それぞれに大満足の生活です。

上野原市 桑原様

家の定義を広辞苑で調べてみました、色々な考え方あるのですが私なりに要約してみると家族が「心」休めて憩える場所であり、 「心」の支えるになる人が居る場所のような気がします、象形文字の様に雨風が凌げ(屋根が有って)人が大勢居る場所これが文字通り「家」なのではないかそんな気がします。
私はその様な家が欲しいと思います。
奈良の斑鳩にある法隆寺、薬師寺を始め日本には大変素晴らしい建築が在ることは皆さんもご存知の通りです、京都にも古く傍に行くと想像を越える巨大な多くの木造建築が千年前後の風雪に耐えて今も在ります、また優雅な姫路城、そして千利休の好んだ茶室「待庵」も木造建築です。 私が木造建築に興味を持つようになったのは薬師寺の東塔の解体工事を行った西岡常一棟梁にお会いできた事が大きなきっかけのような気がします、皆さんご存知のように薬師寺は古の姿を取り戻すべく復興が図られておりますがその一貫として東塔の解体工事がされました、そして再興されると高さが約一尺伸びていて野垂木の反りが消えていたそうです、それはとりもなおさず木が千年の時を経ても木は生きている事に他ならないと思います。今、法隆寺の金堂がこれから10年の計画で解体工事が行われておりますが日本の風土に長年耐えてきた謎が解かれようとしてます。木は何十年、何百年、時に千年以上の年月を経て風、空気、水、土、 文字どうり風土に育てられた人間を超越した貴重な自然の贈り物です。 私は拘りますが、本当に木造建築は浪漫です。 私が戸田さんに自宅の建築を御願いしたきっかけは、今から10年程前に知り合いの上棟式に招かれお手伝いをしたのがきっかけです。その時に見た戸田社長の姿勢が私には印象的でした。その後お会いする機会は有りませんでしたが縁があり再会して御願いする事になりました。無論友人に建築設計の先生、素晴らしい工務店もいますが。いざ施主になると大変な事に気ずく事になりました。殆どのお施主さんは一生に一度有るか無かの働いて得た、又得るだろう蓄えの全てを注ぎ込んで家を作る事になることを知りました、文字通り一生に一度の命がけの「一生懸命」なのです。そんな事に気がついた私が戸田工務店を観察すると素晴らしい技術と人生を極めた職人さんがいて、そしてこれから伸びる若手の茶髪の職人さんがいて、それを支える戸栄会の職人さんの集団を一年かけて観てきました、技術は無論仕事を愛でる心ある職人さんの集団である事を、そしてそれを束ねる棟梁、社長の人間性を知る事になります、戸田工務店の事務所を訪ねるとそったく同時(雛が孵るとき雛が中から親が外から殻を同時に叩く)の書き物が掛かっていたのを今思い出します、皆で同じ気持で働きたいと思う社長の考え、古き暖め新しきを知る(昔から培われた技術と新しい技術を融合させる)「温故知新」、今この時を大切にする「一期一会」その様な心を大切にしてお施主さんも職人さんも皆な幸せになれる形は異なっても本物の 家作りをして戴きたいと思わずに居られません。