出窓、見学会


敷地が狭く、建ペイ率ぎりぎりに建てても、
適度の部屋の大きさがとれず、部屋が狭く感じて残念な結果になってしまう
ケースがあります。
そんな時は、出窓が有効です。
床面積に含まれない条件として、
室内の床面から窓台の高さまでが、30cm以上あること、
外壁からの突き出た部分が50cm未満であること、
窓の面積が出窓部分の面積の1/2以上あること、
が条件になります。
気をつけて欲しいのは、出窓は通常の窓より単価が多くかかるのと、
気密性を確保する工事が難しくなります。


画像は東光寺東屋テーブルの作製途中のものです。
(逆さになっています)
杉の丸太2本を輪切りにして、3枚を張り合わせて天板を造り、
脚は残りの一枚を半割りにして、長さも1/2に切断して、
計4本で造ります。
天板はグラノールという塗料で仕上げるつもりです。


今日は見学会の初日です。
今日と明日、1組づつの予約がありました。
この時期ありがたいことです。
私達の仕事は、完成してからが長い付き合いになるので、
住んで何年か経った家を、自分の目で確かめてもらうことも、
お施主さんにとって、意義のあることだと思います。
光熱費はどのくらいかかるのか?経費はどうすれば節約できるのか?
室内の空気の状態はどうなのか?床暖は本当に暖かいのか?
色々な質問を受け、こちらも勉強になりました。
http://www1.ocn.ne.jp/~toda-k/