伝統工法+現代工法

瀧松苑の東屋が完成しました。
先週の木曜日からは、厠(かわや・・トイレ)の屋根替えをやっていますが、
明日終わりそうです。
厠の屋根は杉の皮で葺いてあるので、今回も杉の皮で葺きました。
最近、杉の皮を取り扱っているところが少なく、岐阜から取り寄せました。
今回は、下地を合板で葺き、ルーフィングを二重張りにして、
下地で防水を確保しました。
その上に、通気胴縁+横胴縁を打ち、杉皮を葺きました。
通気性があるので、前回より長持ちすると思います。
伝統工法でも、現代工法を少し加味すれば、丈夫で長持ちすると思います。
文化財でしたら、忠実に再現するでしょうが、民間ですから、あまり目立たないところで、
現代的な考えを取り入れるのも、一つの方法だと思います。

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