古民家の雪害

今回の雪害で、この地方の古民家数軒調査に入らせてもらいました。
梁、桁は古いけど、太くてしっかりした構造になっていました。
被害にあわれた家屋は、殆どが茅葺屋根を改築したものでした。
おそらく50年~80年前に、梁、桁から上だけ改造して、トタン板に替えてありました。
その際、養蚕をするため、極端に柱の本数を減らして、作業効率を重視した造りになりました。
当時は、2,3階で蚕さんを飼っていたので、人間の生活より、蚕さんを大事にたと考えられます。
その結果、柱(棟束)が少ないので、棟が落ちた家が多くみうけられました。

古民家を残したいけど、大金がかかるし・・・アドバイスがむずかしい。

 

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