まきストーブによる火災
今日は寒い一日になりました。
まだまだ腰のホッカイロが手放せない。
まきストーブで伝導火災が発生(日経ホームビルダーより)
まきストーブや暖炉を設置した住宅で火災が相次いでいるそうです。
出火原因としては、煙突と周囲に張られた木材との
間隔が狭い箇所で伝導過熱が発生した点にある。
間隔が狭いと、煙突からの放射熱が木材に、伝わりやすくなる。
その状態が長く続いて、木材が炭化して、通常の発火温度よりも
低い200~300℃で発火に至るというメカニズムです。
煙突による伝導過熱を防ぐには、煙突と木材(可燃材料)とを
15cm以上離すことです。
出火のもう一つの原因として、煙道火災の発生が挙げられる。
煙道火災とは、まきを燃やす時にでるすすやタールが煙突内部に
付着して燃える現象です。
煙道火災が発生すると煙突内が600℃以上に達して、とても
危険な状態になる。
煙道火災は煙突の清掃で防げる。
最低でも年に1回は実地してほしい。
含水率が20%以上のまきを低温で燃やすと、すすやタールを
増す原因となる。
利用者はくれぐれもご注意を。