八溝杉(やみぞすぎ)

 和風住宅の家から、玄関収納の設計の依頼がきました。
今までは、大工さんが造った俗にいう下駄箱と言われているもの。
下駄箱だと、高さが一mくらいしかないので、家族の靴が収納し切れない。
今度は、天井までの玄関収納を造りたいとのこと。
玄関収納といっても、造る大きさ、使う材種、収納するもの(靴、ブーツ、傘、ゴルフバッグ等々)
デザインとかを、細部に渡って打ち合わせしなければならない。
意外と面白い・・・。 

 

瀧松苑東屋内部です。
テーブル天板は杉丸太を加工して、ボルト締めしてあります。
天板だけグラノールという特殊塗装で仕上げました。
ガラスを粉末にしてあるので、汚れが付き難く、水もはじきます。
他の塗装は、キシラデコールです。

腰掛板は八溝杉と言って、栃木県と茨城県の県境にある八溝山一帯が産地です。
独特の柔らか味があり、特に木目が落ち着いていて、とっても綺麗な杉です。
弊社では、八王子市の長屋門床板にも使用しました。
産地の分る材料は安心ですん。

瀧松苑東屋テーブル.jpg

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